車椅子全介助から手引き歩行へ!

 今回は、弊社が運営する2つの事業所(訪問看護ステーション「ラシクアーレ乙金」と、半日型デイサービス「ホコル」)を併用してご利用いただいている方の、「あきらめない想い」を形にしたリハビリの改善事例をご紹介します。 車椅子全介助という厳しい状態から、自社の連携を活かし、ご家族も巻き込んだチームアプローチによって手引き歩行を獲得するまでの、具体的かつ実践的な取り組みをお届けします。

感謝の思いを原動力に

ご利用者プロフィール

年齢 / 介護度  :50代、要介護5
疾患 / 状況   :2型糖尿病、慢性肝臓病(約1ヶ月の入院により廃用症候群が進行)
ご利用事業所①:ラシクアーレ乙金(訪問看護ステーション)
ご利用事業所②:ホコル福岡(半日型デイサービス)


「いつも介護してくれる夫へ感謝の手料理を作りたい」
 入院による状態悪化で意欲が低下していたご本人。ご主人への介護の負担を案じる一方で、「いつも介護してくれる夫に感謝の手料理を作りたい」という強い思いを秘めておられました。そこで、その思いに応えるべく、まずはご本人が回復を実感しやすい動作の獲得からスタートしました。

「ラシクアーレ」×「ホコル」の連携アプローチ

 ラシクによる在宅生活と、ホコルでの機能訓練へのアプローチをシームレスにつなぐため、チームで以下の工夫を徹底しました。

訪問体制

理学療法士…週1回(リハビリ主軸)
看護師…月1回(状態確認で介入)

課題の共有

 在宅での「玄関の段差が上がれず苦労している」という課題をホコル・ラシク・ケアマネで連携。

ご家族様の協力

 ご主人が玄関の昇降に必要な「台」を手作りしその高さの情報を共有。

生活リハビリ

 自宅内で起き上がり・立ち上がり・歩行練習を玄関で動作練習を徹底。

リハビリ方針

 全身の筋力や持久力の低下が進行しているため、ご自身でできることを少しずつ見つける支援を開始。

デイでの支援

 スタッフがフロア内での運動への声かけ・誘導を積極的に実施!!

外部連携

 ケアマネジャーとご自宅のご様子やご家族の困りごとを共有しチーム全体でご本人とご家族を支える体制を構築。

デイ送迎時

 担当スタッフを固定化。さらに「スロープを車椅子で上る方法」から「1段の段差を上る方法」へ変更し実用的な動作練習を日常の場面へ組み込む。

歩行リビリ特化型デイサービス ホコル福岡 とは?
 訪問看護「ラシクアーレ乙金」に併設する、半日型の運動リハビリデイサービスです。スタッフの半数以上が理学療法士であり、歩行リハビリに特化しているのが最大の特徴。今回の事例では、訪問看護と併用しながら週1回ご利用いただきました。

車椅子全介助から、手引き歩行が可能な状態へ!

 多職種とご家族が一丸となった結果、徐々に状態が持ち直し、現在は車椅子全介助から手引き歩行が可能となるまで改善されました!ご本人の目に見える変化に、現場スタッフ一同も大きな感動をいただいています。

訪問看護ステーション ラシクアーレ乙金スタッフより

 「旦那様へ手料理を作りたい」というお気持ちに寄り添い、私たちもチーム一丸となって支えていきたいと思っています。ぜひその夢を叶えましょう!

半日型デイサービス ホコルスタッフより

 入院後、歩行をはじめとするADLが低下して落ち込んでいましたが、少しずつ立位が可能となり目に見えるへ変化が出るようになりやる気スイッチが入った時は嬉しい気持ちになりました。まだ、目標までは到達していませんが、ぜひ目標達成して喜びを分かち合いましょう!

 〒816-0902 大野城市乙金3-23-1 イオン乙金店内
 TEL: 092-586-6636(事業所番号: 4073201263)

当グループの1番の目標は、ご利用者の「外出支援」 です。
「歩けるようになる」・「良くなる」という漠然とした目標ではなく、ご利用者との会話の中から『やりたいこと』や『日々の困りごと』、『自分でできるようになりたいこと』をお聞きし、明確な目標を提案することでご利用者の意欲を引き出します。